オーストラリアの伝説的英雄ネッド・ケリー(Ned Kelly)


みなさんはネッド・ケリー(Ned Kelly)という人物を知ってますか?
私はオーストラリアに来るまで知りませんでした。でも、ネッド・ケリーは、オーストラリア育ちのオーストラリア人なら、ほとんどの人が知っていると思われる伝説的な英雄です。

ネッド・ケリーとは

Wikipediaから抜粋してみました。

ネッド・ケリー(英語: Ned Kelly、本名エドワード・ケリー(Edward Kelly)、1855年 – 1880年11月11日)は、オーストラリアの盗賊、無法者である。最も有名なブッシュレンジャーであり、権力に反抗したその生涯は幾度も小説や映画化された。

だそうです。

ネッド・ケリーはなんで英雄なの?

実際、ネッド・ケリーは何をしたのかというと、ひとつ例を挙げると、「銀行から2万ポンドを盗みだす。また、宿屋に街の人々を集めてビールを奢りつつ、銀行から持ち出してきた債務証書を全て町のメインストリートで焚き火に投じてみせた」そうです。他にもいろいろやらかしたみたいですが、そうした犯罪が貧困層の支持を得て、英雄としてみられるようになったそうです。当時のオーストラリアは、貧しい農民と大きな土地を所有している富裕層との差が激しかった時代で、貧困階層の人々は、反権力・反体制の象徴としてネッド・ケリーに共感する人が多かったと思われます。ようするに義賊ということですね。日本だと石川五右衛門みたいな感じでしょうか。

金属製の鎧


ネッド・ケリーは銃を持った相手と戦うときに頭や体を覆った金属製の鎧を着ていました。その姿は有名で、彼のトレードマークみたいなものになっています。彼が最後に取り囲まれ逮捕された場所であるヴィクトリア州のGlenrowanというところには、ネッド・ケリーを称えた大きな像があります。観光地にもなっているようなのでメルボルンのシティからけっこう遠いですが行ってみたら面白いかもしれません。

映画「Ned Kelly」

オーストラリア国民に親しまれているネッド・ケリーは映画にもなっています。私が観たのは、小説をもとにして2003年につくられた「Ned Kelly」という映画です。これは日本語版もあるようで、邦題は「ケリー・ザ・ギャング」というタイトルになっています。興味をもったらぜひチェックしてみてください!