No worries オーストラリア英語

初めてオーストラリアに来たとき、みんなが頻繁に”No worries”と言っているのを聞き、これまで聞いたことがない表現だったので最初は意味がわかりませんでした。
おそらく文脈的に「問題ないよ」とか「大丈夫」みたいな意味だろうなとは推測でき、結果的にはその通りでした。
しかし、この言葉をとてもよく耳にするので、いろいろ気になって、私はさっそく”No worries”について調べてみました。
この言葉はオーストラリアでよく使われる口語表現だそうです。オーストラリア以外の国でも使われるのですが、とりわけフレンドリーで楽天的なオーストラリア人の国民性を象徴する表現でもあるため、オーストラリア人は好んでこの表現をよく使うそうです。
また、起源について調べてみたんですが、じつは”No worries”は、世界中からパプアニューギニアの農園に労働者として送り込まれた様々な母語をもつ人たちが意思疎通をはかるために英語を基礎にしてつくりあげた独自の表現だったそうです。それがオーストラリアまでひろまり、その後、オーストラリアのテレビドラマがイギリスで放送され、イギリスにも伝わりいまでは英語圏で幅広く使用される表現となったそうです。
私も最初に”No worries”って言葉を聞いたとき、なんか英語として違和感があったんですが、これが理由だったのかもしれません。
ちなみに”Long time no see”(久しぶりだね)という表現も”No worries”と同じような感じで、英語の非ネイティヴ・スピーカーからひろまった表現です。もともとアメリカの非ネイティヴ・スピーカーが使っていた文法的誤用を英語のネイティヴ・スピーカーが受け入れて定着した表現だそうです。おもしろいですね。