外国人差別に鈍感な日本

外国人差別には2種類あって、ひとつはナショナリストによる外国人差別。こういう積極的な差別ってのはわかりやすいから誰だってダメだとはっきりわかる。
私が取り上げたいのは、善良な普通の日本人による外国人差別。こっちはわかりにくいし、むしろこっちのほうがわかりにくいぶんタチが悪いかもしれない。実際、日本人の多くは日本で外国人を見かけるととても親切に対応することが多いように思います。でも、そういう人も無意識に外国人差別をしている人である場合が多いです。
たとえば日本人が「外国人」って言葉を使うとき、なぜか「白人」の意味で使ってること多いですよね。中国人やインド人も外国人のはずなのに不思議です。こういうのが無意識の差別のなのかなって思います。
日本に住んでる人って、容姿がだいたい同じで言語も日本語しゃべる人ほとんどですよね。だから外国人が身近にいなくて想像上の存在みたいになってしまってるんだろうなーって思います。メルボルンで生活してて日々思うことは、日本でも多様性を受け入れる文化が育ってほしいなということです。でも、実際に、多様性がない日本という国の中でずっと生活してたら、多様性に対して自然に振る舞う感覚を身につけるなんて残念ながらかなり難しいと思います。
そういえばアメリカのテレビ番組で”What Would You Do?“(訳:「あなたならどうする?」)っていうのがあるんですが、どういう番組かというと、モラルとか人間性とかを試すドッキリ番組っていう感じでしょうか。とても興味深い番組です。こういう感じの番組が日本で放送されて日本人の外国人への対応を取り上げたりしたら、少しは日本人の意識も変わっていくのかもしれないなと思ました。ぜひ日本でもこういう番組やってほしいなと思います。